美容皮膚科でのにきび治療の費用
ニキビ治療「SLA」の流れ
![にきび](img/img-180-110_1.png)
にきびは、思春期にできるものというイメージがありますが、ストレスなどで
ホルモンバランスが崩れて20代でもまだ悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
「にきびになったらどうしますか?」と聞いたら放っておくという人や
市販の薬を使用すると答える人もいると思います。
たかがにきびと思っているのは大間違いです。
にきびの中には、とても治りにくいにきびもあります。
なかなか治らないにきびはきちんとにきび治療を行う必要があります。
皮膚科では、健康保険対応で治療を行うことが出来ます。
にきびを抑えるためにビタミン剤を処方したり、化膿したにきびを
治すために抗生剤の処方もあるでしょう。
またターンオーバーを促進して治療するジェルを肌に塗ったり抗生剤が
含まれるクリームを塗ったりします。
それもなかなか治らないにきびは、美容皮膚科でのにきび治療も検討してみると良いでしょう。
美容皮膚科でのにきび治療は、皮膚科でのにきび治療と同じように
健康保険対応の治療も可能ですが、費用が高くなりますが保険対応ではない治療も可能です。
皮膚のターンオーダーを促進するためのケミカルピーリングやトレチノイン・ハイドロキノンと
いったよりにきびに効果的な成分を使用してにきび治療を行うこともできます。
また、にきびの赤みや皮脂分泌を抑えるために光治療器を使用した治療も行うことができます。
ただ美容皮膚科でのにきび治療は、費用の負担が多いので医師と相談して自分に合う
治療を進めていく必要があります。
ニキビの改善のカギ「ターンオーバー」を促進する方法は?
ニキビを改善させるためのカギとして、ターンオーバーの促進があります。
肌は約28日の周期で常にターンオーバーを繰り返しています。
肌は、角質層と顆粒層と有棘層と基底層という4つの層に分かれています。
いちばん奥にある基底層で新しい細胞が生成され、それが形を変えながら
いちばん上にある角質層まで押し上げられ、古くなった細胞は肌の表面から剥がれ落ちます。
これを、ターンオーバーと呼びます。
このターンオーバーが上手くいかなくなると、ニキビが出来やすい肌環境になってしまいます。
ですので、ターンオーバーを促進させて細胞の再生をスムーズにさせることが、ニキビ改善への近道となります。
ターンオーバーは、肌のバリア機能が低下することで乱れてしまいますので、
角質のバリア機能を高めることが大事なポイントです。
そのために積極的にすべきことは、徹底的な保湿ケアです。
ターンオーバーを促進させるための方法として有効なのは保湿ケアであり、
それがニキビ改善に結び付くということを理解しておきましょう。
保湿効果を高めるための方法としては、化粧水をつける前に導入美容液を馴染ませて
化粧水の浸透を良くする、化粧水はシートマスクやコットンを用いたりハンドプレスで二度づけしたりして
角質層の奥の方まで確実に潤いを届ける、保湿美容液をプラスして潤いを持続させる、
仕上げに油分を含む乳液やクリームでしっかり蓋をして潤いを逃さないようにするなどがあります。
シミ対策と言えばトレイチノンとハイドロキノン!その効果とは
大人ニキビはホルモンバランスの乱れやストレスが原因になること、ニキビの悩みを
根本から解消したいなら、美容皮膚科で治療を受けるべきであること、トレチノインとハイドロキノンは
シミ対策に効果的であることがわかったのではないでしょうか。
ヘルシーな美肌を保つためにはそれなりの対策と努力が必要です。
若い頃に紫外線対策をさぼっていたしわ寄せが来て老人性色素斑がどんどん増えていく、
妊娠と出産によるホルモン環境の変化により肝斑が大量に出来てしまった、
ファンデーションとコンシーラーを丁寧に重ねないと隠れてくれず毎朝のメイクがとにかく大変、
明るめの色のファンデーションを塗ると目の下が灰色に発色してしまう、
紫外線による老人性色素斑だけではなく雀斑や炎症後色素沈着も増えてきたなど
シミの悩みがありセルフによる美白ケアの限界を感じているという方は多いのではないでしょうか。
年齢のせいにして諦めたり妥協点を探したりする前に、試してみるべき方法があります。
それは、トレイチノンとハイドロキノンによる美白ケアです。
トレチノインはビタミンA誘導体成分で、ターンオーバーを活性化させるという作用を持っています。
強力な肌再生効果をもたらします。
ハイドロキノンは漂白作用を持つ美白成分で、メラノサイトから生成されたメラニンの色素沈着を抑えて
シミを予防するだけではなく、皮膚の表面にあらわれたシミにアプローチすることも出来ます。
トレチノインとハイドロキノンをそれぞれ単独でスキンケアに取り入れても
十分な美容効果が得られますが、同時に使用すれば相乗効果が狙えます。
一般的な美白成分はメラニンが色素沈着しにくい肌を作りシミが出来にくい状態にするという
アプローチですが、ハイドロキノンは出来てしまったシミを薄くしたり目立たなくさせたりすることが出来ます。
紫外線や加齢によって出来る老人性色素斑だけではなく、ホルモンバランスの乱れによって
出来る肝斑にも効果を発揮するというのが特徴的です。
トレチノインの力でターンオーバーを活性化させて肌再生効果を高めることで、
ハイドロキノンの美白効果がさらにアップし高い実感力につながります。
古い角質を剥がして肌の奥深くに存在しているメラニン色素を押し出す働きがあるので、
短期間でスピーディーにシミを改善させることが出来ます。
トレチノインもハイドロキノンも効果が高い成分であるため、肌への刺激が強めです。
アトピー性皮膚炎の方や超敏感肌の方は使用する前にパッチテストを実施し、
安全性を確認してからスキンケアに取り入れるべきです。
それぞれの成分の濃度が高ければ高いほど効果もアップしますが、その反面刺激も強くなりますので要注意です。
トレチノインを塗ると赤みが出たり皮が剥けたりなどの反応が出ますので、使用するタイミングにも配慮しましょう。