美容皮膚科でできること

重度のニキビ跡にはレーザー治療が効果的

にきび

ニキビ跡を治療する方法として、酸性の薬剤を使用する
ケミカルピーリングがありますが、クレーター状になっているような
重度のニキビ跡に対しては、あまり効果的ではありません。

 

このような状態に対しては、やはりレーザー治療が効果的です。
肌にレーザーを照射することで軽い火傷のような状態にして
肌の再生能力を活性化し、ターンオーバーを促進します。

 

薬剤よりも皮膚の奥まで届かせることができるため、効果が高くなります。

また、照射による熱でコラーゲンの生成も活性化して
肌を盛り上げ、クレーターのような凹凸を目立ちにくくします。

 

使用するレーザーはクリニックによって異なり、ダメージから回復するまでの
期間や治療が終わるまでの回数に差があります。

ニキビ治療の回数

 

肌のダメージが大きく、施術後はしばらく腫れや赤みが残り
ガーゼで保護しなければならないものもあるため、
自分のニキビ跡の状態に合わせて、どれを利用するのが適しているか
カウンセリングを受けて決めると良いです。

 

施術後は肌の保護機能が低下しているため、日焼けしないように
紫外線対策が必要です。

 

レーザーで治療するときのデメリットとは

レーザー治療は、よく知らない方にとては抵抗感があるものかもしれませんが、現在では既に
ニキビ跡を美容系のクリニックなどでレーザーを使った治療をすることは珍しい事ではなくなりました。

セルフケアよりもずっと早く効果が現れるため、悩みの解消も早くなります。

 

しかし、良いことの反面で、デメリットもあります。

そのひとつは、掛かる費用が高いということです。
ニキビ跡は、1回だけ照射しただけでは消えません。

ニキビの治療の費用

つまり数回は美容クリニックなどに通い、定期的に
レーザーでの治療をすることになります。

1回あたりの金額は、3万円から4万円くらいします。
保険診療ではないので、全額負担ということもあり、
トータル金額も高額になりがちです。

 

また、クレーターになった、深刻な状態にも対応可能かどうかは
医療機関のホームページを見ても、曖昧な部分があります。

治療後にはダウンタイムもあるので、そのあいだの肌は
生活においても不自由に感じることが多いです。

 

そのため、肌の完治までのダウンタイムも、デメリットと言えます。

しかしそうは言っても、やはり最終的にニキビ跡を改善するまでの最短であり最適な方法として
レーザー治療がよく用いられることも事実です。

 

カウンセリングなどで不安を解消しながら、自分のペースに合わせて治療を進めていくと良いでしょう。